本園は、日本キリスト教団田園調布教会附属幼稚園で、キリスト教を土台にして、学校教育法に従って修学前の幼児教育を行っています。神の御守りの中で、子どもたち一人ひとりが、あるがままに受けいれられていることに気づき、かけがえのない今をいかされていることを大切にして生活します。その自由な環境の中で、子ども自身がのびのびと、遊びをとおして、思考する力・行動する力・社会性・判断力などあらゆる能力を育てられるように心をくばっています。そして、すべてを支え導いてくださる主イエス・キリストの愛を覚えて、感謝と喜びを身体いっぱい表現して、豊かな人間性を形成していくことができるように、と願っています。

年少組　3歳児（2クラス）２６名〜
年中組　4歳児（１クラス）２７名〜
年長組　5歳児（１クラス）２７名〜

１）神と人に愛されていることを知り、感謝と喜びをもって生きる。
２）自分の力で考え、自分の心を動かして研究し、自分で判断し、想像力や創造性を育てる。
３）友だちや他の人々との違いを認め、ともに育ちあう経験をする。
４）人間の関係をこわすさまざまな悪に気づき、それに対して抵抗し、平和をつくる努力をする。
５）自然や世界のことに関心を持ち、自分たちのできることを考え行うようにする。

◆キリスト教信仰に立ち、神より託されている子どもとして尊ぶ。（一人ひとりの発達を充分に配慮し、それぞれの発達のペースに従って生活の内容を展開する。）
◆遊びの生活を中心にして保育をする。
◆子どもの生活は本来総合的に経験されるものであることを大切にする。
◆生活の内容は「育つこと、育てること」という思いのもとに環境をととのえて実現していく。

日本キリスト教団　田園調布教会
	田園調布教会は、日本基督教団の教会で、１９３１年にこの地で伝道を始めました。一人でも多くの人が真実の愛と希望の源である神と出会うために神に仕え、日本国内の諸教会ならびに海外宣教師の働きを応援し、福音宣教の働きを支えることを大切な務めとしています。この教会の働きの一つとして、１９４６年、敗戦と焼土の中で、田園調布教会の婦人たちによる隔日の幼児グループ保育がはじめられました。 １９５５年には、学校教育法による条件をととのえて、認可を受けて教会の祈りの中で、幼稚園の歩みがはじまりました。教会のHPは下記のアドレスから入る事ができます。是非御覧下さい。 http://den-church.jp/

■取材を終えて
田園調布の駅前にありながら、“近くの公園や町全体がお庭”と言う言葉がぴったりの大変良い環境に位置しています。交通アクセスも良い事から生徒さんの3分の１は電車などで通園だそうです。また、人とのかかわり合いを非常に大切にされる教育を目指し、少人数態勢で、なんと先生は生徒さん全員の名前を覚えています。そのような目に見えない努力の中から理想の形を造り上げている姿勢がとても印象的でした。