Index kyoshitujyoho homepage    

授業スケッチ

「授業スケッチ」は、プライマリースクールの最新の授業の様子を、お伝えするコーナーです。今回は、去る 10月の「年少コース」(現・年中コース)の授業からです。


 11月には「年中クラス」に進級する年少クラスの子供たち。10月第3週の授業では、食事の準備の学習をしました。

教室の奥には、パン・スープ・野菜・ジュースの「食材」と、トング・おたま・箸・皿・カップ等々の「道具」が準備してあります。土田先生が子供たちに聞きました。「おうちで、お手伝いしたこと、ある人!」
すると、・・・・「食べたあとね、自分でお片付けするよ」・・・「ボクね、今日、幼稚園で一人でお着替えできたもん」???。「お手伝い」=「自分でできる事」なんでしょうか。自立心旺盛です。

■年少 食事の準備 (10月)
みて〜、おいしそうでしょ!

 一人ずつ順番に、道具を使ってお皿にパンや野菜を載せていきます。トングにも慣れましたが、顔は真剣そのもの。その子の手元を、後ろから熱い視線がじっと見つめています。体を傾けて覗くように。・・・・・やっと次の子の番。思わずお皿とトングを手にした時、後ろの男の子が「これ、忘れてるよ」とトレーを指して教えてくれました。
スープをよそい、「食材」の最後はジュース。母親と自分のコップに均等に分ける作業です。3歳児には以外と難しい課題です。注いでいる手を、ちょうど良いところで止めることが課題なのです。最近入会した女の子も「ママに飲んでもらおう」とつぶやきながら一生懸命。注ぎ終わっても「ちょっと、こっちが多くなっちゃった」と、気になっている様子。ともかく、みんなこぼさずにできました 。
最後に母親用の箸・フォークを揃えて完了。お母さん達が入ってきました。「お母さん、おいしそうでしょ!」「見て、見て、これ、お味噌汁!」 etc。自分でできた誇らしさと、お母さんのために役立った嬉しさとが、この子たちの次なる成長を支えてくれることでしょう。

IndexKyoshitujyohohomepage